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2007/6 表丹沢釣行3

こんな里川にこんな綺麗なヤマメが棲んでることは驚きである。一筋の乱れもないパーフェクトな質感のある絶品だ。夏場はもう来ないと決めていたが近さに負けて、ピンポイントでアクセス。ボウボウの草木の中、自前の「yellow's テンカラ システム」駆使するも、やはりテンカラでは苦しい。しかし、魚は毛鉤を落とせばバクバク食ってくる。狭くて合わせられず、バレルるのも気にせず遊んでしまった。水中、水面、空中をギラギラと魚が暴れまわる。その中でも、特別元気な彼氏が毛鉤を咥えた。これは撮影せねばと決死でアワセ、引き寄せる。夏ともなれば、里川は渓流のにおいとは大きく異なる。こんなところに、信じられないような魚体。takiさんから携帯メール。今,爆釣寸前と答えると、携帯の向こうでtakiさんは落ち着かない様子。しかし、日が上がると、ピタッと食わなくなる。水中でギラギラするだけだ。こうなるともうこういう川にはいられない。オマケに一メートル以上もあるヤマカガシ。 コワー! 猛毒だ、それに相手に向かって毒を飛ばすので失明に至るばあいもあるという蛇だ。「帰ろ」と一人つぶやいて、車に戻った。

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