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東丹沢釣行2(支流)

朝だけの釣行といっても、寝坊した末の「朝だけ」なのでたいした時間はない. 以前から気にしていた小さな支流によじ登った. 結構奥深く源流的だ. 堰堤や滝をいくつか越えるともう放流とは全く無縁な世界だ. 実は以前入り口付近で大きな岩魚をばらしている. 「絶対居るに違いない」と思いながら、水面下に大きめの毛鉤を息を殺して流し込むと鈍いアタリ. どうしようかな、と思っているうちに毛鉤が引き込まれていく. 「どうも掛かっているようだな」と思い、ソフトに合わせると、大暴れ! でかい.、困った、どこにランディングしようかな. 急な斜面、周囲、足場、極端に制約がある. 自作改良のキャシャなハエ竿は大きくループを描きキョロキョロしている. しくじると、下流に落ちて、バレルか、切られるか、岩の中に入られる. 一発で手前に引いてネットインするしかない. もう一度、息を止めて、絵に描いたようにネットイン. 完全無欠な魚体の天然イワナ29.5cm. 尺に届かないところがまた微妙さを残す. 一筋の乱れもない尾びれが目を引く. アグレッシブにも毛鉤は完全に飲み込まれていた.

こんなポイントを一段下から狙う. 「絶対居る」と思うのも無理ないだろう.

この支流にはまだまだ大物は居るのだろう

この尾びれはすばらしい.

 

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